2012年7月 長瀞日帰り研修旅行〜夏の長瀞で荒川の川くだりを体験しました〜

去る平成24年7月31日、シャロームの家、第2シャロームの家利用者計17名、ご家族6名、なぎさ会3名、各施設の理事及び職員7名の総勢33名で夏の日差し注ぐ晴天の中秩父まで日帰り研修旅行に行って参りました。

定刻を少し過ぎたものの大きな遅れなくバスは出発します。高層ビル立ち並ぶ東京を抜けると次第次第に風景はひなびていきます。気が付けば山に囲まれた秩父の地に。まずは農園ホテルにて昼食バイキングです。素朴な味わいの並ぶバイキング料理の中では名物・山菜の天ぷらが特に絶品。皆おなかを膨らませました。

次は秩父市内の中心地に出て秩父神社の参拝を。風情ある神社本殿の周囲には虎・龍・梟・猿・馬の見事な彫刻が彫られています。特筆すべきは三猿の彫刻。有名な日光の三猿が「見ざる・言わざる・聞かざる」なのに対して「よく見、よく聞き、よく話す」元気三猿なのが特徴なんだそうです。

次はお菓子どころの和菓子栗輔でお買い物。モンドコレクションで金賞を取った「すのうぼうる」を中心にたくさんのお菓子が並びます。皆目移りしながらお土産を探していました。

荒川上流の長瀞にバスは進みます。いよいよ本日のメインイベント河くだりです。風流感溢れる簡素な川くだり船に乗り込むと船頭さんが棹で船を漕ぎ出します。流れのゆったりしていた場所をのんびりと進んでいたかと思うといきなりの急流にあがる波しぶき。予期せず服までびちょびちょになる人も。それでもそんな事も気にせず沿岸から手を振ってくれるキャンプ客や地元民に手を振りかえしていると船はまた穏やかな流れに身を任せます。なんとも清涼感溢れる船の旅は50分ほどの行程でした。

終点近くの町を散策したあとはバスは一路横浜へ。楽しかった旅も終わりです。旅のお世話をしてくださったあさひ国際旅行の種田さん、安全運転につとめてくださった運転手さん、どうもありがとうございました。

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